TOEIC リーディングパート攻略法(初級〜中級)
TOEICのリーディングパートはリスニングパートよりも
成果が出るのが遅いと個人的に感じています。
高得点を取るにはスピードと正確に読む力の両方が必要です。
いろんなリーディング攻略法を調べましたが、
なかなか自分に合うものが見つからず、
100点台をさまよっていました・・・(汗)
しかし何気なくある勉強法を続けていると
必死になって勉強していた時よりも、
自然と点数が取れるようになっていました!
今回は比較的楽なリーディング勉強法をシェアしたいと思います♪
リーディングパートで点数が取れない理由
- 問題数に対し、時間が短い
- 日常で目にしない文章が多い
- 話の内容に興味がない
- どれも似たような内容で、1つわからないと、他の問題もわからない
これは実際私がTOEIC200点台の時の英語力の時点で
主に感じていたことです(笑)
問題の半分は色ぬりをしていました・・・。
この状況を脱却できた背景には
- シャドーイングを使ったリスニングの勉強をしたら自然とスコアが上がった
- 単語をしっかり覚えたら内容がわかる話が増えた
- 毎日リーディングパートを1記事ずつ精読した
1と2の詳しい方法は過去の記事で紹介しています!!
1.
2、
ここでは3の効果的精読方法をご紹介します!!
精読とは
精読というのは文構造をしっかり理解して読込むことです。
また速読とはとりあえず自分のわかる範囲でなるべく早く読み進めることです。
どちらも大切なスキルですが、いつまでも速読をしていると文章が曖昧なまま
読み進めることになるので、高得点を取るにはまず精読をすることがオススメです。
1、TOEIC公式問題集を用意する
他のものでもだめではないのですが、公式ということは実際に問題を作っている方が作られているので、限りなく本番に近いもので練習をする方が効果的です。
今現在は新形式版1~4まで発売しています。
またリーディングに特化した冊子もありますが、問題解説があまり詳しくないため、
ある程度のレベルに達してから購入をお勧めします。
2、Part7の問題の中から好きな記事を1つ選ぶ
Part5とPart6は文法問題と単語の意味を問う問題がほとんどを占めており、
単語を覚えまた、Part7での練習を続けていると
解ける問題が多くなってきます。
よってまずはPart7で練習を積みましょう。
好きな記事といっても特にないと思うので
まずはハードルが低い短い文章を選ぶと良いと思います。
3、一度自分で解いて見る
一度何も見ずに問題を解いて見ます。
今の自分の実力はどの程度なのか知ることは大切です。
しかし、あまりにもゆっくりはせず、
わからなければわからないと割り切って次のステップに進みましょう。
4、答え合わせをする
問題が解けたら答え合わせをします。
ここで答えが全部合っていても終わりではありません。
必ずわからなかった単語、わからなかった表現があるはずです。
その箇所にチェックを入れ、日本語訳を確認します。
5、別冊の解答・解説冊子に書き込んでいく
TOEIC公式問題集についている別冊解答冊子に実際に書き込んでいきます。
こちらにも問題と同じ文章が載っているのでここにわからなかった単語や文の意味に線を引いて意味を書き込みます。ここで日本語訳を見てもなぜその意味になるのかわからない場合は文法書を引いて見ましょう。ある程度の解説は同じページの「Word&Phrases」欄に記載してあります。この段階で1文ずつ丁寧に読み進めていきましょう。
例)
ポイント
精読を行う上でスラッシュ/を入れていくと文構造が捉えやすくなります。
そんなの難しい!と思うかもしれませんが、やって見ると意外と簡単なんです。
ポイントはカンマ , がある前、and がある前、前置詞の前(from, in, at など)にスラッシュを入れることです。もちろん文構造がもっと見えてくると長い主語の前でスラッシュを入れたりすることも大切ですが、まずはこれだけ押さえておくだけと、
だいぶ文のまとまりが見えてきます。
なぜ別冊解答に書き込むのか
実際の問題に書き込むと復習をするのに不便なので
解答冊子の問題文に書き込んでいきます。
問題をコピーしてそこに書き込む方法も考えましたが手間とお金がかかるのでこの方法にしました。解答に書きたくない方はコピーを取っても問題ありません。
6、全ての文を理解したところでもう一度読む
上記の方法で精読ができたらその文をもう一度読んで見ましょう。
2回ほど読んで見てスラスラ読めるなと思ったら、問題集の方の書き込みのない文を読んで同じようにスラスラ読めるか確認して見ましょう。
7、毎日1記事ずつ読んでいき、前日解いた文章の復習も行う
これで1日のタスクは終了です。これを必ず毎日行ってください。
1日に何記事も解く必要はありません。毎日読むことが大切です。
次の日に新しい記事を読む前に前日精読した記事をもう一度読んで復習しましょう。
復習をすることで定着につながっていきます。
余裕があれば1週間終えたら1週間文の記事もサクサク読めるか試すのも効果的です!
Part 5、Part 6のオススメ参考書
Part 5、Part 6は Part 7の練習をしているうちに文構造、この後には名詞が来るなどといったことも理解していくことが可能ですが、より集中的にやりたい方のためにオススメの参考書を紹介します。
こちらのいいところはPart 5 Part 6の攻略法が細かく解説してあります。とてもボリュームがありますがほとんどのケースを網羅しているのでこちらを完璧にできればかなりの得点を取ることができます。私もこちらを愛用し、問題パターンを見破ることができるようになりました!!
最後に
TOEICはパターンが決まっています。というのも主な話の内容はビジネスの話です。
実際社会に出たことがない方はシチュエーションが理解できないかもしれませんが、
わからない場合は日本語訳を見ると状況がだんだんとわかってきます。
また高校の英語で習うような難しい構文はあまり出てこないので、基本的な文法、単語力、大まかな話の流れさえ理解できればそんなに難しく考えなくても大丈夫です!
でひこの方法でリーディング問題にチャレンジして見てください!!